多店舗展開するお店に見られがちなヤバい実態

単刀直入に言います。
「インカム」(ヘッドフォンとマイクが一つになっている機器)で査定をしているお店は、正直な話どうなんでしょうかね。
パソコン上にあるカメラなどで商品を映して本部とのやり取りをしながら査定金額のアドバイスを受けている。
見た目今時っぽくて見た目にかっこいい?
かっこよく見える?
いやいや、かっこよく見えるように演出しているのです。

ということは、自分の目で判断が出来ないスタッフが店舗を任されているお店ということですよね。
1点のお買取が何十万、何百万ていうものであれば自己判断では、決定しにくいのは理解出来ますが・・・。

では、なぜそのようなスタッフが店長的立場、ポストを任されているのか?

それは、簡単であり単純です。

「儲かるからです。」

お店をたくさん出して買取客の件数を増やすと儲かるからです。
お店を出店する事はとても費用のかかることなのは皆さんもご存知だと思います。
立地環境、エリア調査、開店資金の調達、他にも色々とやらなければならないことが山積みです。
そして1番重要なことは、社員教育と人材確保なのです。
そんなことはどこ吹く風かで、いとも簡単にやって出店できるのは、肝心なところを省いているからなのです。
正直誰でもいいのです。
なぜなら遠隔査定をしてそれぞれの店舗責任者に伝えればいいだけだからです。
そんなやり方で成り立つお買取りは「断じて無い」と言い切ります。
カメラを通してしか見れないお店が、本当の宝石の美しさや輝きなどの本質を見極め、そしてお客様の思いや歴史を組むことが出来るのでしょうか?

「出来るわけがない」ですよね。

聞いてもいないのにそういったお店の経営者は、
「うちは、今〇〇店舗あってスタッフ〇〇人で年商〇〇円」
て、表面だけの数字を並び立てて「すごいですね」と言われたいがために・・・。

それってお客様のために本当になっているのですかと聞きたくなるのです。

もちろん中にはきちんとされているお店も私は知っています。
でも大半が違うのです。

いくらお客様が要らないからといっても商品は、
「正直に、誠実に」
査定をさせて頂く気持ちでやらなければならないと思います。