もらってうれしい物は、自分で選びたいのです

たまにあるのですが宝石の査定結果をお知らせした時に、
その金額なら

「娘にあげる」
「孫にあげる」
「息子の嫁にあげる」
「親戚の子にあげる」

うんうん、とてもいいことですね。
私もジュエリーショップを経営するものとして大賛成です。
ジュエリーは、受け継ぐものですからね。

しかし、これから述べさせていただくのは正直なよくある事例です。
あくまでも当社にお買い取りを持ってこられたお客様の思い、感想です。

「娘さんにあげる」編
娘さんは、はっきりとお母様に「要らない」か「これなら要るけどこれとこれは、要らない」
ってはっきりと言えますよね。なんせ親子ですから…。
あとのジュエリーは、「お母さんが要らないんだったら売れば?」
で片付きます。

「孫にあげる」編
なんせ時代が違いすぎていくらジュエリーでも着けれないからお断りをするか
「別の〇〇買って」ことになりますね。

「息子の嫁にあげる」編
これは、嫁の立場として一切お断りが出来ないです。
「あなたにこれあげる」
「・・・・・。あっ、はい・・・・・・」
全く違う環境で育ってきて好みも何もかも違うところへお母さまや
おばあさまの要らなくなった着けなくなったジュエリーをお嫁さんにお譲りする場合は、「もらったけど着けれないので申し訳ない気持ちになってしまう。」
「お返しのお礼もいるし着けないわけにはいかないし、困惑してしまう」
などなどです。

「親戚の子にあげる」編
これもお嫁さんの状況に似ていますね。
お返しのお礼をしなければいけませんね。
でも1つだけ違うのは、ほとぼりが冷めた2~3年後売ることが出来るのです。

これは、今までの色々なシチュエーションでのリアルなお客様の声なのです。

別にお金に困って売るわけではないのでその金額なら「○○さんにあげよう」
て思われた方少しだけ考えていただきたいのです。

ご自分が気に入って買ったジュエリーは、相手方の好みだとは限らない

何十年も前のジュエリーは、デザインが古いのでその場合はリフォームしてからプレゼントしてあげる

どうせならお買取した金額からあげたい方の好きなジュエリーを買ってあげる

もらって困る方も・・・いるのです。

ご参考までに。