【宝石相場情報】2022年、高級宝石の買取価格は人気度により高値or安値の二極化が進行中!!
2022年、物価の上昇は中古市場にも——
近年の金相場高騰のニュースは連日テレビなどで報道されているのでご存知の方も多いかと思います。
金買取サービスを行っている当店にもたくさんの方が金プラチナ製品を持って来られます。
また、金以外にも、ダイヤモンド製品やブランドバッグ・時計などの買取価格も急高騰を見せています。
これは、「コロナ禍やウクライナ侵攻などによって世界規模で物流が滞っていること」や「世界的な物価上昇に伴う急激な円安」などが原因で、輸入品であるダイヤモンド、ブランド品の新品価格が軒並み値上げされたため、少しでも安く買える中古品の需要が高まっているからです。
そのため、もともと人気の高い商品の買取価格はこれまででは考えられないほど高騰しています。
これらの中古品を売りたい方にとっては「今こそ売り時」ということで、この機を逃すまいと買取店に押し寄せているようです。
下落傾向にある宝石買取価格 – 昭和の古いデザインが高く売れる時代の終わり?!
一方、ジュエリーの買取価格はどうなっているのでしょうか?
輸入品である新品の宝石販売価格は、前述の理由からどこのデパートや宝石店でも、仕入れ値の高騰を理由に値上げが進められています。
そのため、常に一定の需要があるダイヤモンドの買取価格は高騰を見せていますが、一般的にそこまで需要が高くないヒスイ、サンゴ、サファイヤ、ルビーなどの宝石ジュエリーは、宝石の品質や、そのまま再販できそうな品かどうかで買取価格に大きな差が生まれ、何でもかんでも高騰しているわけではなく、反対に、今の状況でも価値が下落していくものもあります。
実際のところ、昭和に流行った古いデザインの宝石ジュエリーの価値は年々下落傾向にあります。
1年前は買取価格10万円だった宝石ジュエリーが、最近だとほぼ枠代のみの1万5千円になるといった例も珍しくありません。
もちろん、希少性の高い宝石や、今でも通用する綺麗で可愛いデザインのジュエリーであれば変わらず高額で取引されていますが、昭和〜平成前半の30年以上前に購入された一般的なジュエリーはデザインも古く、そのまま再販することが難しくなってきています。
また、近年の金相場高騰による買取ブームによって、中古市場には古いジュエリーが有り余る状態となっています。
そのため、以前は日本人のジュエリーなら何でも買い付けていた海外バイヤーも状況が変わり、ますます買取価格が下落しつつある状況です。
今後も中古市場において、古いジュエリーの価値が年々下がってくることは避けようがないと見られています。
ダイヤモンドも全てが価格上昇しているわけではない
先ほど、価格が高騰していると述べたダイヤモンドですが、0.3ct以上のダイヤは確かに上昇しています。
しかし、メレダイヤと呼ばれる小さなダイヤは現在、市場にあふれており、他の宝石と同じようにだんだん値段が付かなくなってきています。
金相場は高値圏だが…
さらに、急騰後も高値圏を維持している金相場ですが、4月に最高値を付けてから5ヶ月近く停滞を続け、ここ最近はゆるやかな下落傾向も見られており、ある日突然急落を始めてもおかしくない状況です。
もしこのまま金相場も下落を続けるなら、宝石相場の下落と合わせてジュエリーの買取価格が一気に下がってしまうことが危惧されます。
宝石ジュエリーには定まった相場が存在しない
年間の採掘量が決まっている金・プラチナなどは大変希少で、アクセサリーとして使われるだけでなく、電気製品や工業用など様々な分野で使用されているため、全世界で連動する相場が決められ公開されています。
一方、宝石ジュエリーのような装飾品は、時代・場所によって大きく価値が異なるため、定まった相場というものはありません。
同じジュエリーを少しでも高く売るには、新しく、人気があるかが重要となります。
もし、不要な宝石ジュエリーをお持ちの方は、金価格・ダイヤ価格が高値圏にある今、宝石の価格がこれ以上下がる前に売却をご検討されることをオススメいたします。
ぜひ一度、店頭や宅配での無料査定のご利用をご検討ください。
宝石専門店としての強み
田中貴金属店をはじめ、一般的な買取店では、宝石を除いた土台の金プラチナ部分だけの相場価格から買取店の利益を差し引いたものが買取金額となります。
ディアスワタナベは宝石店として、金プラチナの価格だけではなく、宝石やジュエリーのデザインにもしっかり最大限の価値を付けさせていただきます。
また、石外れのメンテナンスなどに小さなダイヤを使うことがあるため、他店では値段の付きづらい小さなダイヤにもしっかりと価値を付けることが可能です。
これからも、宝石・ブランド品の買取は、「ディアスワタナベに持って行って良かった」と言っていただけるよう努めてまいります。